補聴器には、騒音制御機能、指向性機能といったさまざまな機能が搭載されています。これらの機能をいかにうまく動作させるかが、より自然で高い音質を実現させるための重要なカギとなります。補聴器のもつ機能を統率して動作させるために、2004年にオーティコンは、人工知能を搭載した初めての補聴器となる『シンクロ』を発売しました。人工知能は、その場の音環境を瞬時に分析計算し、場面に応じて各種自動機能を連動して作動させます。しかし、発売当時のデジタルチップ技術では、すべての機能の効果を同時に計算し、適した機能を作動させるには限界がありました。
オーティコンのRISE2チップでは、その速い処理速度と高い処理能力で、補聴器のさまざまな機能を一括して処理することが可能です。これによって、機能ごとの処理方法のずれもなく、より適した音を一瞬でつくりだすことができます。
- 人工知能補聴器
- 装用者の生活環境を瞬時に実測、分析し、リアルタイムで複数の機能設定を行います。
実測に基づいて機能が複合的に作動することで、さまざまな環境下でより良いことばの聞き取りと快適性を提供します。
- 従来のデジタル補聴器
- 装用者の生活環境を予め予測して機能するようプログラミングされており、それに基づいて機能処理を行います。補聴器の機能が一定の音の大きさを超えたら作動するなど予めプログラムされている音環境にしか正しく作動しません。
家族や仲間などに交わり大人数で会話をしていても、ひとりひとりの声をはっきりと聞き取ることができます。
街中などの騒音下で会話をしていても、人工知能補聴器なら環境ごとに最も適している設定に自動的に切り替わるため会話もスムーズです。(※)
静かな場所での会話、騒音下での会話、騒音のみの環境を自動的に判断します。そのため、騒音のみの状況でも、必要以上にうるさく感じません。(※)
(※)製品によって機能が違います。詳しくは販売店へおたずねください。
人工知能はさまざまな機能を瞬時に統率し、入ってくる音に合わせて瞬時に最適な機能を作動させます。
- 人工知能が統率する機能
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- 両耳処理(音空間認知機能)
- 両耳トライステート・ノイズマネージメント
- マイボイス
- 環境適応型マルチバンド指向性機能
- 両耳環境適応型マルチバンド指向性機能
- 音空間ノイズマネージメント
- 自動アダプテーションマネージャー
- トライステート・ノイズマネージメント
進化した人工知能は、片耳だけではなく両耳の補聴器の動作も統率します。両耳間通信機能を搭載した補聴器は、人間の脳の働きを活かした音の情報を脳へ届けます。
両耳間通信機能の働きにより、脳は、届いた情報を左右のバランスのとれた、より自然な音としてこれを知覚することができ、音の方向感や周囲の環境をより正確にとらえることができます。

