みんなの聞こえ
BBQは、聞こえの悩みがあっても思いっきり楽しめる夏のイベントの一つです。自由に食べて飲んでいろいろな人とのカジュアルな交流を楽しみましょう!
2017/07/20
聞こえ

聞こえの悩みを気にせずに、夏のパーティを思いっきり楽しむためには?

How to enjoy a summer party with hearing loss

寄稿:シャリ=エバーツ、ゲストライター、Healthy Hearing | 2017年7月11日

米国HealthyHearing編集者よりシャリ=エバーツ(Shari Eberts)氏は、難聴を抱えた人々のために積極的な発信を行っており、たいへん人気のあるブログLiving with Hearing Loss(ブログは英語のみ)の主宰者でもあります。この夏パーティなどを思い切り楽しむためのアドバイスをエバーツ氏から寄稿いただきました。夏本番、今すぐ使えるタイムリーなアドバイスを皆様にお届けできることをとてもうれしく思います。

夏のパーティは楽しむためにある

素晴らしい友人、夏の空、おいしいごはん、そして屋外での解放感。聞こえに悩みのある方にとって、野外での集まりは難しさを感じることがありますが、バーベキューは、その点では他のパーティよりも楽に乗り切ることができるかもしれません。屋外は、レストランや屋内など異なり、がやがやとした話し声が壁に跳ね返ったり、反響したりすることがほとんどないため、聞き取りがしやすくなります。

また通常バーベキューは、とてもカジュアルな集まりのため、好きな場所に席をとることができるため、会話を交わすのにちょうど良いスポットを探しやすくなります。最初に会話に加わった場所で聞き取りが難しいと感じた場合は、その場を離れて別の人たちとの会話に加わってみましょう、聞こえの悩みのあるなしを越えていろいろな人との会話に加わることは誰にとっても失礼にはあたりません。

夏のバーベキューを最大に楽しむヒントをお届けします。もし皆さんご自身もとっておきのヒントがあればぜひ教えてください。

1.会話のための良い場所を見つけましょう

十分な明るさがあり、そして静かな一角を探しましょう。(BGM用など)スピーカーのそばやその他聞こえの妨げとなる送風機や発電機などの近くは避けましょう。太陽を背にして座ることで、周りの人々の口の動きがまぶしくて見えないといったことを避けることができます。周囲の音環境や明るさなどが変化した場合は、別のよい場所を探しましょう。バーベキューは通常とてもカジュアルで、どこに座るかは自由です。座る場所を変えることも問題ありません。

2.耳栓など耳の保護具をお忘れなく

週末のアウトドアパーティやイベントの中には花火大会もあるかもしれません。その際にはぜひ耳栓をお忘れなく、また家族やお友達のためにも余分の耳栓をお持ちください。花火を楽しむ際は、聞こえを守るためにできるだけ打ち上げ場所から離れた場所で鑑賞しましょう。ディスプレー越しや屋内などから花火を楽しむ場合は、もちろん耳栓は外していただいて大丈夫です。

3.テーブルをまわっていろいろな人と話しましょう

あらかじめどこに着席すべきか決まっているフォーマルな夕食会などは時に会話についていくことが困難な場合があります。しかしながらBBQの席はもっとずっと流動的です。この機会を生かして、いろいろな席をまわってさまざまなグループの人々と会話を交わしてみてはいかがでしょうか、もちろん一日を通して友人とじっくりと向き合って尽きない会話を楽しむのも素敵です。

4.さまざまなテクロジーを活用しましょう

補聴器をお使いの方では、事前にご自身の補聴器の設定を調整することでも、屋外でのご自身の聞こえに合わせた快適な聞こえを見つけ出すことができます。補聴器には、風切り音など自然が起こす騒音を低減させる機能があります。ご自身の補聴器の聞こえをより楽にするさまざまなコミュニケーション機器やFM補聴システムなどをぜひ試してみてください。屋外だけではなく、多くの集いの場面で応用いただくことができます。

5.休憩をとりましょう

必要に応じて、会話から少し離れて耳と脳を休ませましょう。トイレに行ったり、静かな場所で数分間リラックスしたり、また周囲を散策したりしてみましょう。この小休止は、会話や周囲との交流に戻る際のエネルギー補給ともなります。

6.分かったふりをする必要はありません

恥ずかしかったり、よけいな注意を引きたくない思いから周りの人の話が聞こえないときでも笑ったり、うなずいたりしがちかもしれません。ただしあまりにも頻繁にこれを行うと、周囲との関係に影響を与えることもあります。その代わりに、耳の横に手を添えるなど視覚的に示すことで、あなたが聞き取りに難しさを感じていることを伝える手がかりになります。話している相手はもっと大きい声で話したほうが良いと気づきますし、会話の流れの妨げになることもありません。

7.リラックスして楽しみましょう

適度な期待とユーモアをもって臨みましょう。みんなが話していることの全部は聞こえないかもしれませんが、それはそれで大丈夫です。 一つのグループで、話が聞き取りにくいと感じた場合には、別のグループに加わってみましょう。聞き取りに失敗したら笑いに変えてしまいましょう。聞き間違いについて周囲に話してみると、周囲の人はかなり関心を持ってくれることがあります。大切なことは、夏の空気と太陽の光を肌で感じ楽しむことです。夏は永遠には続かないのです。

【本件に関するお問い合わせ】

■ オーティコン補聴器マーケティング部(担当:山口、渋谷)
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本記事は米国HealthyHearingによって記載された記事を基に、一般的な情報提供を目的として意訳、また日本国内の事情に沿うように加筆再編成したものです。当該記事は本社を置くデンマークまた米国での情報をもとにしており日本国内での基準と異なる場合もあります。本記事のコピーライトは healthyhearing.com並びにOticonに帰属します。本記事内に掲載された名称は、それぞれ各社の商標または登録商標です。また、出典や参照元の情報に関する著作権は、healthy hearingまたはOticonが指定する執筆者または提供者に帰属します。

引用元について:Contributed by Shari Eberts, guest writer, Healthy Hearing | July 11, 2017

英語版は下記から参照いただけます:http://www.healthyhearing.com/report/52763-How-to-enjoy-a-summer-party-with-hearing-loss