みんなの聞こえ
年の終わりと年初め、あなたの耳に幸せを
2016/12/29
聞こえ

Keep ears happy on New Year's Eve

今年も間もなく終わろうとしています。一年をしめくくる大晦日、そして新たな年の到来を祝うお正月・・・さまざまな年の迎え方があります。

花火や年越しのコンサート、パーティなど大晦日を賑やかに過ごされる補聴器ユーザーの皆様をはじめすべての方々へ、大切な聞こえを守りながら、皆様の耳を幸せにできるかもしれないヒントをご一読ください。

どうぞ気を付けて、打ち上げ花火の音は、ジェットエンジンの音量に迫る

年末のカウントダウンと新たな年の始まりを花火とともに迎えるイベントも全国的に増えつつあります。会場に響く花火の音は、夜空に開く大輪に彩をそえるものですが、その音量は時に120dBに達することもあり、これは耳に安全とされる85dBをはるかに上回る音量です。花火の発射地点のそばの音量に至ってはは、数分過ごすだけでも難聴につながることがあるレベルです。したがって耳の健康のためには、花火はどうぞ少し離れた、聞こえの点からも安全な場所から楽しむようにしましょう。

騒音のある環境での聞こえを守るためにできること

補聴器ユーザーの皆様は、どうぞ騒音抑制のためのプログラム設定を、また音楽モードを選択し音量を下げましょう。このような機能設定のない補聴器では、騒音抑制を目的としたイヤーマフも選択肢の一つとなります。非常にうるさい環境では、補聴器の電源をオフにすることも検討してください。

聞こえを守る耳栓の装着も検討ください(耳栓はお求めやすい価格です!)

聴覚にかかわる専門家たちは、85デシベルを超える騒音にさらされることは危険であるという見解で一致しています。花火鑑賞や年越しのロックコンサートなどで騒音にさらされる、また騒音源に近いところから鑑賞する可能性のある場合には、聞こえを守る保護製品を装着しましょう。多くはウレタンフォーム素材でできている耳栓は、使用方法も簡単で、かつ比較的安価に薬局などで購入可能で、また聞こえの保護に実際、有効です。これらの耳栓は、最大35デシベル騒音を軽減することができます。一方で耳栓によってその抑制効果は異なります、製品のパッケージの記載内容を確認してください。

子どもたちの小さな耳には特に保護が必要です

聞こえてくる音が大人の耳に大きすぎると感じるのならば、その音は間違いなく、子供たちにとっても大きすぎる騒音です。子供たちの聞こえは大人のそれよりももっと敏感です。そして何よりも、大きな騒音の危険性の影響を大人より受けやすいという事実があります。難聴は子供たちにとって計り知れない重大な影響をもたらします、なぜなら成長段階にある子供たちにとって難聴は脳の認知機能の発達に影響をするからです。非常に大きな音の発生が予想される場所へ足を運ぶ際は、どうぞ前もって子供たちに耳栓を準備ください。またヘッドフォン型の防音器具なども検討に値します。

耳を温かく守って、健康に保ちましょう

夜遅くといった時間帯に寒い外気に耳をさらすことは、耳の血流量を下げます。血液循環の低下は、耳の感染症リスクを高めます。耳の不快感が増す、バクテリアなど痛みを伴う症状で知られている中耳炎などは代表的な感染症の一つです。マフラーや防寒用の耳あて、保護器具であるイヤーマフや防音器具などの装着は、耳を温かくしておくためにも意義があります。そしてまた、耳を含めた全身を温かく保つことは非常に大切なことです、事実風邪をひくことによって、一時的な聴力低下につながることがあります。

補聴器は寒さの影響を受けます

特に年末を屋外で過ごされる皆様、補聴器を装用されている際は、イベントや外出をめいいっぱい楽しむために、外出前にどうぞ今一度補聴器の動作を確認してください。そして、どうぞ予備の電池もお持ちください、気温の低い場所では、電池寿命は短くなります、また極端な気温の変化によって、補聴器に結露が生じたりする場合があります。帽子や耳あてによって補聴器を冷やすことなく、ドライな状態に保つことは良いアイデアです、一方で汗をかいてしまうほどの過度な防御は、逆に補聴器に結露を生じさせることにもつながりますのでご注意ください。

お正月は耳もゆったりと

もし大晦日を花火やロック音楽など大音量のもとに過ごされたならば、耳には聞こえを回復させる時間が必要です。専門家たちは、騒がしいイベントなどに参加した後では、少なくとも16時間耳を休ませる必要があるとしています、人によって回復に必要な時間は異なり、実際この時間よりもっと長く(2~3日)耳を休ませることも推奨されます。耳へ十分な休息時間を与えることを怠ることによって、騒音に起因する恒久的な難聴を発するリスクが高まります。

新たな年をどうぞ健康な聞こえとともにお迎えください、もし耳に違和感がある、またはいつもと聞こえ方が違うといった場合は、ぜひお近くの耳鼻医へご相談ください。また、定期的に聞こえをチェックいただくことは、より良い聞こえや耳の健康へとつながります。

【本件に関するお問い合わせ】

■ オーティコン補聴器マーケティング部(渋谷、山口)
■ TEL 044-543-0615
■ FAX 044-543-0616
■ E-mail info@oticon.co.jp

英語版は下記から参照いただけます:http://www.oticon.global/hearing/information/new-year-tips