2025年7月1日
2025
オーティコン補聴器、「第1回 みみともプロフェッショナルセミナー」を 大阪・オンラインで初開催

オーティコン補聴器、「第1回 みみともプロフェッショナルセミナー」を
大阪・オンラインで初開催
~実例から学ぶ補聴器調整のコツを、第一線の専門家が心理・技術両面から解説~
世界的な聴覚ケアグループ、デマントの補聴器旗艦ブランドで、120年以上の歴史をもつオーティコン補聴器(本社:神奈川県川崎市、プレジデント:齋藤 徹、以下 オーティコン)は、聴覚を専門とする補聴器販売従事者と言語聴覚士を主な参加対象とした「オーティコン補聴器 第1回 みみともプロフェッショナルセミナー」を2025年9月7日(日)に開催いたします。 本イベントの申し込み受付は特設サイト上で本日、7月1日(火)から9月4日(木)まで実施します。
■ 「オーティコン補聴器 第1回 みみともプロフェッショナルセミナー」主な特長
- 補聴器フィッティングの現場、第一線で活躍する中の経験豊富な専門家による講演
- 現場で役立つ、すぐに使える知識や実践テクニックを発信(心理・技術面の両方をカバー)
- ハイブリッド開催、近畿圏内の方は主に現地参加、さらに全国どこからでもオンラインでリアルタイムでの視聴可能
- 講演会後の懇親会では、ご登壇の先生方や参加者とのネットワーキングが可能
■ 開催背景
オーティコン補聴器は企業理念の「Life-Changing Technology(ライフチェンジング テクノロジー)」のもと、聞こえに悩みがある方々の生活の質の向上を支援する補聴器技術を開発して常に業界をリードし続けています。しかしながら、難聴のある方の悩みを解決するためには最新テクノロジーだけでは不十分であり、聴覚ケアの専門家が十分な知識とスキルを持って難聴者を臨床的に支援することが重要です。海外では聴覚障害や補聴について専門的に学ぶオーディオロジー(聴覚学)という分野が学問として確立されており、大学や大学院で専門知識やスキルを学ぶことが可能です。また、卒業後はオーディオロジストという聴覚の専門家として、難聴のある方を臨床的に支援しています。一方日本にはこのようなシステムはなく、各専門家が自己研鑽を積むしかないという現状があります。さらに、海外と比較して専門家の知識やスキルが不十分であることが、日本における低い補聴器普及率や満足度につながっているという報告もあります。オーティコン補聴器は、国内の聴覚ケア専門家の育成と知識向上を支援するために、各種セミナーやイベントを継続的に実施しています。本セミナーもその一環として企画されました。
■ 講演内容
本セミナーでは、補聴器フィッティングにおいて重要な、「難聴者やそのご家族への心理的ケア」や「補聴器調整の手法」について、日々補聴器ユーザーを臨床現場で支援している専門家の方々にご講演いただき、実例をもとに補聴器調整における心理面・技術面での知識とスキルを向上する機会を提供します。
白石君男先生(言語聴覚士であり、九州大学名誉教授、福岡大学医学部耳鼻咽喉科客員教授)には本セミナーのご監修とご自身の臨床経験から現場で役立つ知識やスキルについてご講演いただきます。補聴器外来での臨床経験が豊富な前山啓充先生 (大手前病院 耳鼻咽喉科 言語聴覚士)には補聴器導入で大切なことや、最新の補聴器調整についてご講演いただく予定です。また、座長を教育・聴覚障害分野と補聴に精通しておられる立入哉先生(補聴器相談室・愛媛 室長、愛媛大学名誉教授)にお願いしております。
第1部 テーマ
講演1
講演2
第2部 テーマ
講演1
講演2
■ オーティコン補聴器 プレジデント、齋藤 徹のコメント
このたび補聴器調整の現場に携わる専門家の方向けに、初の「みみともプロフェッショナルセミナー」を大阪およびオンライン配信のハイブリッド形式で開催できることを大変嬉しく思います。当社は、国内の補聴器普及率15%からの向上に寄与すべく「Beyond15」というビジョンのもと、2024年から聴覚ケアの啓発活動を強化しています。このビジョンを達成するためには、専門家の方々と連携し補聴器ユーザーの満足度を上げていくことが重要だと考えています。今回のセミナーが、現場で役立つ知識やスキルを学べる機会となれば幸いです。
イベント名
開催日時
場開催場所
参加費用
参加対象
募集人数
受付期間
申込方法
■ オーティコン補聴器について
オーティコン(Oticon)は、1904年にデンマークで創設された補聴器業界におけるパイオニアです。企業理念として「Life-changing technology(ライフチェンジング テクノロジー)」を掲げ、難聴による制限のない世界の実現を目指し、製品開発と聴覚ケアの普及に取り組んでいます。オーティコンは補聴器業界で唯一、聞こえと脳に関する基礎研究所を擁するメーカーであり、そこに在籍する聴覚学、脳神経科学、電子工学など様々な分野の研究者と、13,000人以上のテストユーザーによって、常に先進的で革新的な補聴器テクノロジーが生み出されています。オーティコン製品の最大の特長は、脳から聞こえを考える「BrainHearing™(ブレインヒアリング)」というアプローチです。「耳に音をどう届けるか」だけではなく、「脳が理解しやすい音を届けるにはどうするか」に着目した製品群は、第三者機関による確かなエビデンスに支えられ、世界100ヵ国以上で使用されています。日本でも1973年より補聴器の製造・販売を行っています。
■ デマント(Demant)グループについて
デマントは、1904年にデンマークのオーデンセで補聴器の輸入商から始まり、のちに補聴器の製造や診断機器、人工内耳事業へと参入していきました。現在、世界130か国以上でビジネスを展開しています。デマントは2つの点で世界唯一の企業です。第一に聴覚ヘルスケアにおける全ての分野をカバーしていること、第二に慈善財団(ウィリアム・デマント財団)が所有する聴覚ヘルスケア企業であることです。全デマントグループ22,000人強の従業員とともに、聴覚ヘルスケアや聞こえの改善の研究、製品開発を行っています。
【本件に関するお問い合わせ先】
■ オーティコン補聴器(PR: 村田)
TEL:044-543-0615 FAX:044-543-0615 E-mail:info@oticon.co.jp