2026年10月8日

オンデマンド動画「きこえのミライ シーズン4」配信開始

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世界的な聴覚ケアグループ、デマントの補聴器旗艦ブランドである、オーティコン補聴器(本社:東京都品川区、プレジデント:齋藤 徹、以下 オーティコン)、茨城大学教育学部 CDC:コミュニケーションときこえのラボ(茨城県水戸市)および国立大学法人 岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)の岡山大学病院 聴覚支援センターは共同で、オンデマンド動画配信プログラム「きこえのミライ」の第4弾、「きこえのミライ シーズン4」を、本日10月8日より配信開始いたします。

本動画シリーズはこれまで一貫して、外からは見えにくい「リスニング・エフォート」と「リスニング・ファティーグ」をテーマに据え、その理解と支援のあり方を、当事者・家族・聴覚ケアの専門家、そして社会全体に向けて発信してきました。「きこえのミライ シーズン4」では、オーティコンが保有する、補聴器業界で唯一の基礎研究機関である、エリクスホルム研究センターの最新知見をお伝えするとともに、難聴に関わる課題や国内における聴覚ケアの取り組み、さらには将来の専門家育成について、日本国内の第一線で活躍する専門家へのインタビューを通じてご紹介します。

本シリーズで初回からナビゲーターや演者を務める、茨城大学 教育学野の田原敬(たばる けい)准教授は2023年7月までデンマーク工科大学の客員研究員を1年間務め、主に聴覚障害児への教育という視座から、「リスニング・エフォート」や聴覚認知、教育オーディオロジーに関する研究に従事しています。岡山大学学術研究院教育研究マネジメント領域(グローバルエンゲージメントセンター)片岡祐子(かたおか ゆうこ)准教授(特任)(兼、岡山大学病院 聴覚支援センター/医師)も、リスニング・エフォートの研究に関わりながら、耳鼻咽喉科専門医として、聴覚医学、難聴を持つ子どもから高齢者までの福祉・教育を専門分野とし、専門家や一般の方への聴覚ケアの啓発にも取り組んでいます。

オンデマンド動画配信プログラム「きこえのミライ シーズン4」の主な特長

  • 日本国内の第一線で活躍する専門家へのインタビューを通じて、聴覚ケアの実践や将来の専門家育成に関する取り組みを紹介
  • 補聴器業界唯一の基礎研究機関であるエリクスホルム研究センターの最新研究情報を紹介
  • 「リスニング・エフォート」「リスニング・ファティーグ」をさらに深掘りし、聴覚ケアでの活用法を解説
  • 聴覚ケアに携わる教育・療育専門家や保護者、医療・福祉専門家、補聴器販売従事者、学生から一般の方を対象に、専門的な内容をわかりやすく解説
  • 視聴申し込みは無料。特設サイトよりどなたでも申し込み可能
  • 日本語字幕付き、全6回でインタビュー形式にて発信

「リスニング・エフォート」と「リスニング・ファティーグ」の重要性

リスニング・エフォートとは、聞き取りが難しい状況において、注意・集中を高めたり、聞き取れなかった内容を推測したり、聴覚以外の認知機能も総動員して話を理解するような行為を意味します。聴覚障害のある方の場合、たとえ聞き取りの成績が良かったとしても、リスニング・エフォートが高い状態にあり、聞き取りだけではなく、様々な活動への影響が生じていると言われています。詳しくは茨城大学のCDC Webサイトをご参照ください。

https://www.ibaraki.ac.jp/news/n/2026/01/07014464.html

茨城大学 教育学野 田原敬准教授のコメント

「きこえのミライ」シリーズは、シーズン1から3を通して、リスニング・エフォートとファティーグという視点、そしてそれを含めた聴覚ケアをどう支えるかという問いを扱ってきました。その中で改めて感じたのは、日本にもすでに長く実践を積み重ねてこられた方々がいるということでした。シーズン4では、その方々にじっくりとお話をうかがっています。教育、医療、療育、そして専門家の養成と、それぞれのお立場から現場を語っていただきました。あわせて、これまでと同様にデンマークからの最新情報もお届けします。日本がこれまで築いてきたものと、これから向かおうとしている方向の、両方が見えてくるシーズンになったと思います。皆さんと一緒に、きこえのミライを考えていければ幸いです。

岡山大学 学術研究院教育研究マネジメント領域(グローバルエンゲージメントセンター) 片岡祐子准教授(特任)のコメント

「きこえのミライ」も、いよいよシーズン4を迎えました。今回は、日本の聴覚ケアに目を向け、特に子どもたちの療育・教育がどのように歩んできたのか、そして今どのような課題に向き合っているのかを考えていきます。新生児聴覚スクリーニングの普及や補聴機器の進歩により早期発見・早期療育が実現する一方で、必要な支援や専門家へのアクセスには地域差が残され、また必要とされる支援も一人ひとりで異なります。本シリーズでは、各地域での実践や専門家の経験を通して、これからの支援のあり方や専門家育成について考えます。子どもや家族が安心して成長できる環境づくりを、皆さまと一緒に考えるきっかけとなれば幸いです。

オーティコン補聴器 プレジデント 齋藤徹のコメント

「きこえのミライ」シリーズの第4弾となるシーズン4をお届けできることを大変嬉しく思います。聞こえは、「耳の健康」というだけでなく、コミュニケーションや社会参加を支える大切な要素です。シーズン4では、リスニング・エフォートやリスニング・ファティーグ等に関する最新の知見に加え、日本における聴覚ケアの実践や将来の専門家育成についてもご紹介しています。本シリーズが、聞こえへの理解を深め、日々の生活やよりよい聴覚ケアにつながるきっかけとなれば幸いです。

オンデマンド動画配信プログラム「きこえのミライ シーズン4」概要

聞き手:

  • 田原敬先生(茨城大学 教育学野 准教授)
  • 片岡祐子先生(岡山大学 学術研究院教育研究マネジメント領域(グローバルエンゲージメントセンター) 准教授(特任))

話し手と各回タイトル:

第1回

「学校の中に「きこえの専門家」がいるということ」

京都府立聲学校

第2回

「オーディオロジストとAVT:0歳からの早期介入」

矢崎牧先生(兵庫医科大学病院 言語聴覚士)

第3回

「成人補聴の新しい視点: 「きき取れる」から「楽にきける」へ」

前山啓充先生(大手前病院 言語聴覚士・臨床検査技師)

第4回

「日本の聴覚ケアと専門家の養成」

城間将江名誉教授(国際医療福祉大学)

第5回

「聴覚研究の最前線2026:デンマークからのアップデート」

ハミッシュ・イネズ・ブラウン博士

(エリクスホルム研究センター)

エレイン・ホイ・ニン・ン博士

(オーティコン補聴器)

第6回

「見えない疲れを測る:これからの支援に向けて」

田原敬先生(茨城大学 教育学野 准教授)

配信情報:

配信期間: 2026年10月8日(木)~2027年3月1日(月)

申し込み締切日: 2027 年2月1日(月)

申し込み方法: 下記URLの「きこえのミライ シーズン4」特設サイトからお申し込みください。

■オンデマンド動画配信プログラム「きこえのミライ シーズン4」特設サイト

https://oticon.satori.site/kikoenomirai4

 

■「きこえのミライ」(シーズン1)

現在オーティコンYouTubeチャンネルにて、無料配信中です。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLKB6L7jIfYfWbUXK3NNE3MlsyudEWiuzr

 

■「きこえのミライ シーズン2」

現在オーティコンYouTubeチャンネルにて、無料配信中です。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLKB6L7jIfYfVpZetF7HZudKbGCWBAnxaT

 

■「きこえのミライ シーズン3」

現在オーティコンYouTubeチャンネルにて、無料配信中です。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLKB6L7jIfYfWzuA-85jVsqmXrbEwmehFe

 

■「みんなで創るきこえのミライ」

現在オーティコンYouTubeチャンネルにて、無料配信中です。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLKB6L7jIfYfUvaOd4R1nLzyW9y3mLruJ1

茨城大学について

茨城大学は1949年創立の地方国立総合大学です。茨城県水戸市・日立市・阿見町に主要なキャンパスを有し、人文社会科学部・教育学部・理学部・工学部・農学部・地域未来共創学環の5学部1学環と大学院4研究科で構成。東南アジア・南アジアとのネットワークを活かした「総合気候変動科学」の確立、「スチューデントサクセス」を掲げた学修者本位の教育マネジメントなどを特徴としています。

茨城大学教育学部 CDC:コミュニケーションときこえのラボについて

CDC:コミュニケーションときこえのラボは、2026年1月に発足したばかりの研究室で、茨城大学教育学野の井口亜希子講師と田原敬准教授が運営しています。とりわけコミュニケーションに注目し、その手段にとらわれることなく、聴覚障害のある子どもたちにとっての「わかること・伝わること」の楽しさを大事にしながら、より良い支援のあり方を追究しています。音声だけでなく手話や指文字も含めたコミュニケーションの発達、雑音下でのきこえやリスニング・エフォートなどをテーマに研究に取り組み、その成果を広く発信することを目指しています。なお田原准教授は、脳の働きなどを測ることでエビデンスにもとづく支援方法を探る障害児生理学研究室にも所属しており、両研究室が連携しながら活動を進めています。

岡山大学について

岡山大学は10学部7研究科1プログラム5研究所、大学病院そして附属学校園を擁する国立大学法人です。「地球と生態系の健康(Planetary Health)」の実現に向かって、地域と地球の「ありたい未来の共創」に貢献することを使命とし、その使命達成のため「岡山大学長期ビジョン2050:地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」を掲げ、2025年にはすべての活動の根幹を研究力・イノベーション創出に置く、「研究大学宣言」を制定。地域・世界の多様なステークホルダーとの新たなつながりを深めています。

岡山大学病院 聴覚支援センターについて

聴覚支援センターは、聴覚障害児・者の医療での限界を教育や開発、福祉と繋げることを目標に、多職種で連携を行う部署として設立されました。現在は担当の耳鼻咽喉科医・片岡祐子先生が運営し、子どもから成人、高齢者までの幅広い年齢層の当事者が活躍できる社会の実現を目指しています。2022-2024年度、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)研究として、緊急時・災害時の情報授受のアプリの開発やウェブサイトでの情報発信を手掛けてきました。また、片岡祐子先生は教育的支援に関して、オーストリア、エッスル財団の主催する世界のバリアフリーに向けた国際賞「Zero Project Award 2024」のファイナリストに選出され、活動を広く発信しています。

オーティコン補聴器について

オーティコン(Oticon)は、1904年にデンマークで創設された補聴器メーカーで、デマントを代表する補聴器ブランドです。企業理念に「Life-changing technology(ライフチェンジング テクノロジー)」を掲げ、難聴による制限のない世界の実現を目指して、革新的な補聴器と聴覚ケアソリューションを提供しています。オーティコンは聞こえと脳に関する基礎研究を行うエリクスホルム研究センター(Eriksholm Research Centre)の知見を活かし、聴覚学、脳神経科学、電子工学など多分野の研究に基づいた製品開発を推進しています。オーティコンの全ての製品は、脳から聞こえを考える、独自開発理念「BrainHearing™(ブレインヒアリング)」に基づいて設計されています。世界中の人々のより良い聞こえとコミュニケーションを支援しており、日本では1973年より補聴器の製造・販売を行っています。

エリクスホルム研究センターについて

エリクスホルム研究センターは補聴器業界で唯一の独立した研究機関として1976年に設立され、聴覚ケアの世界的リーダーであるオーティコン補聴器に属しています。当センターでは、5年から10年に渡る未来を見据えた長期的な研究を実施し、基礎研究の成果をイノベーションや新技術に応用し、補聴器製品開発に反映させています。当センターの基礎研究により、オーティコン補聴器の「ブレインヒアリング」が生まれました。また、世界有数の学術研究機関や医療機関と共同研究を進め、聴覚分野の新しい発見を目指す活動を行っています。研究開発の重点分野として、現在、オーディオロジー(聴覚学)の個別化、認知聴覚科学、意図の解釈、人工知能(AI)の4点を掲げ、日々未来の聴覚テクノロジーにつながる研究開発が行われています。

デマントグループについて

デマントは、世界有数の聴覚ヘルスケアグループで、1904年にデンマークのオーデンセで補聴器の輸入商から始まりました。現在聴覚ケア、補聴器、診断機器やサービスに至るさまざまな分野で革新的な技術、ソリューション、専門知識を提供し、聴覚ヘルスケアを通して、人々の人生を大きく変えていくことを目指しています。デンマークに本社を置く当グループは、世界中で26,000人強の従業員と共に、130カ国でビジネスを展開しています。デマントA/Sの過半数の株式は慈善財団であるウィリアム・デマント財団に保有され、デマントA/SはNASDAQコペンハーゲン証券取引所に上場、取引高上位25銘柄に名を連ねています。

 

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