デマント・ジャパン、ダイアテックジャパン

新たな価値の創造に向けて本社および併設の製造拠点を移転

世界的な聴覚ヘルスケアグループ、デマントの日本法人である、デマント・ジャパン株式会社およびダイアテックジャパン株式会社（いずれも本社：神奈川県川崎市、代表取締役社長 齋藤徹）は、本社機能ならびに補聴器、聴覚診断装置の製造拠点を現在の神奈川県川崎市幸区から東京都品川区の「品川シーサイドTSタワー」に移転する運びとなりましたのでお知らせいたします。移転完了は、2025年8月中旬を予定しております。

■ 移転の背景と展望

本移転は、市場の変化やお客様のニーズにより迅速に対応し、新たな価値を創造することを目的としています。近年のビジネスの拡大に伴い、取扱量が増加し製造スペースも手狭となっていましたが、移転後は、倉庫面積が約1.6倍に増える予定です。また現在、16Fの補聴器製造部とダイアテックジャパン、18Fの管理部門、営業・マーケティング部門の間に１フロアを隔てていますが、新しいオフィスでは全機能が同一階または連続階に集約され、他社フロアを挟まないレイアウトにより動線の簡素化と部門間のコミュニケーションの向上が期待されます。
さらに社員間の交流や簡易な打ち合わせも自然に行えるオープンスペースを増設し、クロスファンクショナルな働き方を促進することで、社内の活性化、業務効率の向上、イノベーションの創出を目指しています。一方で、プライバシーにも配慮しながら、周囲の音を気にせずに、オンライン会議に参加可能なフォンブースも各フロアに設置しています。

デマント・ジャパンは、2023年に日本での事業開始から50周年を迎え、旗艦ブランドの「オーティコン補聴器」をはじめ国内で3ブランドの補聴器を展開、次の50年に向けてますます進化をしています。また、聴覚診断機器事業を行う、ダイアテックジャパンも昨年デマント・ジャパンから分社して１年、さらに成長を続けています。両社とも世界130ヵ国以上に事業を展開するデマントグループの一員として、「Life Changing Hearing Health（聴覚ヘルスを通じて人々の人生を大きく変えていく）」というパーパス（企業理念）のもと、聞こえに悩むに方々に寄り添い、よりよい製品とサービスのご提供ができるよう努めてまいります。また、多様な人材が活躍できる環境づくりを推進し、さらなる成長・発展に向けて邁進してまいります。