Oticon Companionアプリで補聴器が1つしか表示されないのは何故ですか？
Oticon Companionアプリに補聴器が1台しか表示されない理由と、その問題の解決する方法をご案内します。
始める前に
Oticon Companionアプリを入手する
Oticon Companionアプリの最新バージョンをご確認ください。
片方の補聴器の接続が外れている可能性があります。
補聴器を再接続するためのヒントをいくつかご案内します。
スマートフォンのBluetoothをオン/オフしてみます。
「設定」 に進みます。
Bluetoothをオフにし、再度オンにします。
補聴器のファームウェアのアップデートが必要な場合があります。
ファームウェアとは何ですか？
ファームウェアは、補聴器に内蔵された小型コンピューターを制御する内蔵ソフトウェアです。ファームウェアは継続的に開発・改良を行っているため、適宜アップデートする必要があります。
補聴器のファームウェアの確認方法
各補聴器のファームウェアのバージョンを確認するには、Oticon Companionアプリを使用します。アプリには補聴器が1つしか表示されないため、1つずつペアリングする必要があります。
まず、アプリで確認できる補聴器のファームウェアのバージョンを確認します。
「補聴器」をタップします。
「補聴器の設定」をタップします。
「補聴器の詳細」をタップします。
その後、補聴器の電源を切り、アプリを閉じます。
次に、もう一方の補聴器を再起動し、Oticon Companionアプリを再度開き、上記の手順を繰り返します。
お使いの補聴器のファームウェアが異なる場合は、お買い上げの補聴器取扱店にご相談ください。補聴器のフィッティングソフトウェアで確認することができます。補聴器のファームウェアが異なる場合は、聴覚ケアのの専門家が両方のファームウェアを最新版にアップデートします。
補聴器のファームウェアのバージョンが異なる場合
右と左の補聴器のファームウェアのバージョンが異なる場合、アプリで両方の補聴器をペアリングすることが難しい場合があります。
ファームウェアが異なるのはなぜですか？
片方の補聴器のみを修理に出した場合、または片方の補聴器のみをアップデートした場合に、このような状況が発生することがあります。この場合、片方の補聴器のみがアップデートされます。
左右の耳で異なる器種の補聴器を装用している場合があります。
左右の耳で異なるタイプの補聴器を装用している場合、Oticon Companionアプリで両方の補聴器とペアリングすることはできません。
アプリは1組の補聴器にしかペアリングすることができず、右の補聴器と左の補聴器の器種が異なる場合、2組の補聴器として取り扱われてしまうためです。
補聴器に複数のiOSデバイスがペアリングされている可能性があります。
iPhoneやiPadなど、複数のiOSデバイスが補聴器とペアリングされている場合、問題が発生する可能性があります。
問題の解決方法など詳しくはこちらをご覧ください。
一側聾用のCROS送信機をお持ちの可能性があります。
補聴器ではなくCROS送信機をお使いの場合、CROS送信機にはBluetooth技術が搭載されていないため、Oticon Companionアプリに接続することはできません。
CROS送信機は一側聾、または一側性難聴者用の送信機です。この製品は、聞こえない方の耳がマイクとして機能し、音をもう一方の耳の補聴器に送ります。
補聴器を片耳用として調整されている場合があります。
通常の補聴器（両耳）をお使いの場合、片方の補聴器が紛失もしくは破損した場合でも、アプリは紛失した補聴器を探し続けます。
残りの片方の補聴器をアプリで使用を続けたい場合は、聴覚ケアの専門家に片方の補聴器を片耳用として調整してもらい、アプリとペアリングする必要があります。
2台目の補聴器が再び使用できるようになりましたら、2台の補聴器を両耳用として再調整する必要があります。そうしない場合、2つの補聴器はそれぞれ片耳用として調整されます。つまり、それぞれが1セットの補聴器として扱われます。アプリとペアリングできる補聴器は1セットのみなので、両方の補聴器を同時にペアリングすることはできません。
この問題を解決するには、聴覚ケアの専門家に両耳用に再調整するようご依頼ください。