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難聴の症状

人の話が聞こえない、理解できないという場合は、難聴の可能性があります。ここでは、難聴の症状について解説します。

このようなことに心あたりはありませんか?

1.会話の相手の声が小さく聞こえる、もごもごして何を言っているかわからない、何度も聞き返すことが増えた。

2.カフェなどの賑やかな場所での会話が聞き取りにくく、理解するのに苦労する。

3.テレビやラジオ、電話の音量を上げないとよく聞こえない。

4.家族や友人から、「何度も同じことを聞いている」、「テレビの音が大きい」、「声が大きい」と言われる。

5.会話の相手の顔を見ないと、話していることがわかりにくい。

6.鳥のさえずり、足音、ウィンカーの音、風で木々が揺れる音など、日常的な音が聞こえなくなったことに気づく。

7.会話の聞き取りへの労力とが疲れから、人との集まりへの参加を断ることが増えた。

オンライン聞こえのチェック

無料のオンライン聞こえのチェックは、難聴の兆候があるかどうかを素早く判定し、あなたの聞こえの状態を知ることができます。申し込みは不要で、途中でやめることもできます。

(目安として活用ください。医学的な測定ではありません。)

難聴とはどのように感じるものですか?

-音は聞こえているように感じるのに、言葉がはっきりと区別できず、何を言っているのか理解しにくいことがあります。

-聞き取るために多くの努力が必要になり、その結果、疲れやすくなったり、話の内容をあまり覚えていられなかったりします。

-耳が詰まっている、またはふさがっているように感じることがあります。

-両耳で聞こえ方に差があり、片方の耳の方がよく聞こえると感じることがあります。

-相手に「もう一度言ってください」と頼むべきか、それとも聞こえたふりをするべきか迷うことがあります。

難聴は「疲れやすさ」にも影響する

難聴は、ただ「聞こえづらい」だけでなく、心や体にも負担をかけることがあります。聞き取りのたびに、脳は多くの労力が必要となることから、疲れやすくなったり、ストレスを感じやすくなったりします。


会話を理解するための労力が増えると、相手の言ったことを覚えておくのが難しくなることがあります。理解するために追加の努力が必要になると、人の話を記憶するのが難しくなることがあります。特に騒がしい場所では、会話についていけずに、その場から取り残されたように感じたり、状況がよくわからなくなったりするかもしれません。

身近な人が難聴かもしれない

あなたの家族や友人が聞こえづらさを感じていたら、思いやりのあるアプローチをとることが大切です。聞こえの問題は気づきたくない、認めたくないという気持ちは誰にでもあります。

耳鳴りは難聴のサイン?

耳鳴りは必ずしも難聴のサインではありませんが、両者は関係があると考えられています。耳鳴りに悩む人の90%は、程度はさまざまですが難聴があると推定されています1

難聴を対処する

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参考文献

  1. Hearing Health Foundation. (2024). Tinnitus (ringing in the ears). Can tinnitus be treated or cured?