what is hearing loss

難聴とは?

成人の約10人に6人が何らかの聞こえにくさを感じているとされます

例えばとてもにぎやかなレストランの店内を想像してみてください。そこでは、グラスや食器が触れ合う音、椅子を引く音、人々が話し笑いさざめき、ウェイターがひっきりなしに行き来しているかもしれません。テーブルでの話題についていくことが難しいと感じ会話についていこうとするほど疲れを感じ始めます。

自分を残し進む会話がおもしろい内容なのかよく分からないままに、笑顔で相槌をうち、時には手を打って笑う。全容が分からないのに楽しいふりをすることも。結果的に、取り残された気持ちになり、レストランを出るときには頭痛を感じたり、がっかりした気持ちになったり・・・もうこんな経験はたくさんだと思いはじめることも。これは難聴に悩む方が実際に直面するひとつの場面です。

聞こえをチェック

「聞こえ」は十人十色です

年齢を重ねることによって影響を得やすいもののひとつに視力があります。例えば近視を例に取ってみると、近視は小さい文字から総じて見えにくくなります。
ところが「聞こえにくい」が「見えにくい」と異なる点は、難聴は、一人ひとり症状が異なり、音によっては、小さくても聞くことができ、逆に音が大きくても聞き取りにくいことがあります。

例えば、「た」「ち」などの子音、「ぱ」「た」「ば」「だ」「が」などの子音、このような比較的高い周波数帯域の子音は、「あ(a)」、[お(o)及び「う(u)」のようなエネルギーの大きい、低い周波数の母音によって容易にかき消されます。

 

  • 健康な聞こえ(健聴)
  • 目に例えると(近視)
  • 難聴の場合(感音難聴)

 

難聴の原因とは?

65歳以降に難聴になる方が最も多いこともあり、ほとんどは加齢に伴うものとされていますが、必ずしもそうとは限りません。 あらゆる年齢層の方でも難聴になる可能性があります。爆音や騒音に一時的、または継続的にされらされたことによるもの、感染症や外傷によるもの、また遺伝子的な要因によっても引き起こされることもあります。

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加齢に伴う難聴

私たちは年齢を重ねることによって、小さな音や、高い音などを聞き取る能力が低下していきます。周波数が高い鳥のさえずりなどは、日ごろ気に留めないことが多い一方、会話を構成する言葉の要素が聞こえづらいと、対処が難しくなります。

加齢性の難聴は、聴覚系を日々使い続けてきたことによる内耳の機能の低下をはじめ、複合的な要因からなるものですが、小さい音を聞くこと、また周囲に騒音がある中での会話の聞き取りが難しいなどがあります。多くの場合、加齢による聴力低下は自身が聞こえにくさを感じる前に家族や周囲の人々がそのことに気づきます。

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騒音による難聴

騒音性難聴は、過度の騒音にさらされることによって生じます。騒音との関係が深いとされる職業では自衛官・警察官、工場での仕事、農業従事者、歯科医師そして幼稚園教諭といった分野があげられ、聞こえに対するリスクが高いとされます。ロックコンサートや携帯音楽プレーヤーの使用なども耳へ影響があります。日常的に大きな騒音にさらされることは難聴を進行させます。したがって過度の大音量のもとにある場合は常に聞こえの保護具を着用することが大切です。

難聴のタイプ

聴力低下の最も顕著な理由は、加齢によるものまたは過度の騒音へさらされたことによります。しかしながら難聴は、感染症、頭部への外傷、ガン治療、特定の薬の服用などから生じる場合もあります。

難聴は、音を伝える部分である外耳、中耳に原因がある場合、また音を感じる内耳の聴神経の損傷や有毛細胞の減少などによって生じます、またこれらの症状の混合によって生じる難聴もあります。

音を伝える部分である外耳と中耳に原因がある(伝音難聴)

伝音性難聴は、音を伝える部分(外耳と内耳)に原因があり、音を感じるセンサーの役目をする内耳へ音を届けることを妨げます。主要な原因は耳垢のつまり、鼓膜の損傷、滲出性や慢性中耳炎、耳小骨の損傷などによって生じます。

音を感じる部分である内耳に原因がある(感音難聴)

このタイプの難聴は、内耳や聴覚神経の損傷に起因します。感音難聴では、音信号の正しい伝達が妨げられます。過度な騒音、病気などがあげられますが、加齢も原因の一つです。人によっては感覚細胞(有毛細胞)が50歳前後で損傷が認められる場合もあれば、80歳を過ぎてもわずかに聴力の低下にとどまる方もいます。感音難聴の多くは医学的治療が難しいとされます。

伝音難聴と感音難聴の症状を併せ持つ(混合性難聴)

どちらの部分の原因が大きいかにより、その症状は人によってさまざまに異なります。

 

hearing loss can affect your social life

 

難聴は社会生活へ影響を与えます

聞こえづらさを抱え日々を過ごすことは、大変な労力を要します。周りの人が何を話しているのかを理解し、会話についていくためには通常よりも多くの努力が必要になります。難聴をそのままにしておくことは、脳のエネルギーを消耗させ、結果社会との関わりが億劫になりがちです。難聴を放っておくことは、孤独感、気分の落ち込みへとつながることがあります。

難聴に関連したこのようなお悩みをご自身やご家族などに感じることはありますか?

•音がどの方向から聞こえてくるのか分からず、外出時などに不安を感じる

•ひんぱんに気分的な落ち込みや、孤立感を感じる

•仕事の後などに疲れを感じ休息が必要である 

•相手の話の内容を覚えるといったことが難しい

•特に周りに人がいる状態では、会話の内容を理解することが難しい

•難聴があることによって、生活の質(QOL)が下がっている 

• 難聴は自分自身だけでなく家族にも影響を与えている


ご自身または、ご家族の聞こえに変化が見られた際には、どうぞ耳鼻科医などの専門家へご相談ください。

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