オーティコン オープンS:

脳の音を整理する働きをサポートすることを実証した初めての補聴器

新たな突破口となる EEG(脳波)を用いた、
オープンSに関する研究

第三者の研究者によって新たに開発されたEEG(脳波)試験手法を用いることで1、オーティコン オープンS(Oticon Opn S)を装用時の脳における「選択的注意」の力について測定することを可能にしました。

EEG試験手法によって脳がどのように音を整理しているかを客観的に測定することで、オーティコンオープンSがこの「選択的注意」、つまり聞きたい音に注意を切り替えて聞く力を高めることを実証しました。

 

EEGテスト手法を用いた主なる研究結果2:
さまざまな音が脳内でより良く整理された 
話者に注意を向けたとき: EEG信号強度 10%が10%強化
注意を向けていない2人目の話者: 信号強度95%強化
背景騒音(バブルノイズ)は 50%まで削減音声信号が際立つことで、より聞き取りが楽に


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脳波(EEG)試験手法

新たな試験手法により、脳がどのように音を整理しているかの客観的な測定が可能に

試験では、被験者は頭部に電極を付けた状態でオーティコン オープンSを装用し、音声とノイズへの反応に関する脳の活動レベルを測定しました。測定値は、オープンSの搭載機能「オープンサウンドナビゲーター」をオンとオフの両方に切り替えたときに、音の信号に対し脳内ではどのように反応し、また整理されているのかを示しました。

テストプロトコルは、日常の騒音下の環境(S/N比 +3dB)での実際の会話を模倣するように設計。被験者が焦点をあわせて聞くべき会話(第一話者)とともにもう一人の声(第二話者)と抑制すべき背景騒音(バブルノイズ)を設定しました。

結果: オーティコン オープンSは「選択的注意」を 
高めることが実証された初めての補聴器です。

オープンSの搭載機能「オープンサウンドナビゲーター」が、音を整理する能力を大幅に改善し、選択的注意を高めることが実証されました:

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オープンサウンドナビゲーター:オフ
オープンサウンドナビゲーターをオフの状態で行った試験では注意を向けている第二話者(A)は際立って聞こえる一方、注意を向けたいときに注意を向けられる第二話者(B)と背景騒音[バブルノイズ](C)についてのEEG(脳波)信号の強さはそれぞれ同定度であり、(B)と(C)との区別は困難ということを示しています。

オープンサウンドナビゲーター:オン
オープンサウンドナビゲーターをオンにして行った試験では、EEG信号の強さは次のようになりまました:

A) 注意を向けている第一話者: EEG信号が10%増加し被験者は、注意を向けている第一の話者の会話についていきやすくなっています。

B) 注意を向けたいときに向けられる第二話者: EEG信号が95%増加し、第二の話者の声と背景騒音とをより区別しやすくなっています。

C) 背景騒音(バブルノイズ): EEG信号が50%低減され、第一、第二の二人の話者のスピーチシグナル(会話信号)がより際立つようになり、聞き取りが楽になっていることを示します。

脳波に関する研究結果を動画で見る

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選択的注意

脳には音を整理し優先付けを行う自然な能力が備わっています。これは「選択的注意」と呼ばれます。

この能力は、コミュニケーションといった社会的相互作用にとって不可欠です。私たちは話している相手に焦点を合わせながら、選択的な注意により、周囲の環境をモニタリングし声や音を拾い、自分にとって興味のある声や音を優先させて注意を切り替えることができます。

難聴は「選択的注意」の働きの低下を招きます。特ににぎやかな場所でこのことが顕著になります。オーティコン オープンSは、脳の持つ自然な音を整理する働きをサポートし、選択的注意を向上することが実証された補聴器です。

オープンS vs. 従来の補聴器

オーティコン オープンS は、複数の人が話す会話についていくために、
脳が会話の音を自然に整理することをサポートします。

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騒がしい環境下での従来の補聴器:

  • 指向性を使用して主に前の1人の声に焦点を合わせ、他のすべての音は抑制します
  • ハウリングを防ぐために増幅を下がる設計によって一貫性の欠けた増幅となることがありました
  • スピードの遅い反応型のノイズ抑制を使用することで、音質とことばの理解に妥協を生じることがありました
  • 従来の補聴器技術では、複数の話者が会話を交わす状況で、脳がさまざまな音を整理して注意を切り替えることは不可能でした
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BrainHearing™ テクノロジーを使用したオープンSの騒音下での聞こえ:

  • オープンサウンドナビゲーターは、騒がしい環境でも360°の音声と自分自身に関連する音声へのアクセスを可能にします
  • オープンサウンドオプティマイザーによって、ハウリングのリスクなしに1日を通して最適化された増幅を届けます3
  • Velox S11コアプロセッサー)の処理能力は、高速で精緻、また効果的なノイズ抑制を実現し、スピーチをより際立たせることを可能にします
  • 複数の話者が話す場面での言葉の理解の向上において、従来型の技術よりも優れていることが実証されています4

オーティコンオープンSは、脳の自然な音を整理する働きをサポートする補聴器です。

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音の壁に挑む

難聴があると、特ににぎやかな環境で周囲の音を聞き、理解し整理することを難しくします。 音声はぼやけて聞こえ、 活気ある社交の場面に足を踏み入れると、 まるで音の壁に遮られるような気持になることもあるかもしれません。 周囲の会話を理解するには多くの労力が必要となり、複数の人が一度に話し始めるとさらに聞こえに困難をきたします。

このような課題を効果的に解決していくために、オープンSは以下を提供することが実証されています5:

  • 会話理解の向上: 騒がしい環境で、難聴のない人々と同じくらい会話を楽しむことができる
  • 聴く努力を軽減: 話の輪に加わり、もっと楽に会話のやり取りに関わることができる
  • 社交的な場面へ参加し周囲とかかわりあうことを改善: 新たな研究により、オープンSユーザーは賑やかで活発な社交イベントへの参加も可能に

 

 

オーティコン オープンS

参照:

1. For more information read: ”A Tutorial on Auditory Attention Identification Methods” Frontiers in Neuroscience, March 2019
- Emina Alickovic, Thomas Lunner, Fredrik Gustafsson, Lennart Ljung

2. Ng & Man 2019, Oticon Whitepaper.

3. フィッティング処理に基づく、最適な調整がなされた場合

4. LeGoff & Beck 2017, Oticon Whitepaper

5. Juul Jensen 2018, Oticon Whitepaper