岡山市×岡山大学×デマント・ジャパン(株)
加齢性難聴の早期発見・早期ケアに係る連携協定を締結
世界的な聴覚ケアグループ、デマントの傘下にある、デマント・ジャパン株式会社(代表取締役社長 齋藤 徹)は、本日、岡山市(市長 大森 雅夫)、国立大学法人 岡山大学(学長 那須 保友)と連携協定を締結しました。
本協定は、自治体・大学・企業の三者が一体となって、難聴や補聴器に対する正しい理解の促進、早期発見・早期対応に取り組むことで、聞こえを支えるまち(City for Better Hearing)の実現を目指しています。加齢性難聴という社会課題への対処として、全国的にも先駆的なモデルの構築を図ります。
協定書の締結式は、7月2日、岡山市役所本庁舎で行われました。
当日は、岡山大学病院聴覚支援センター准教授の片岡 祐子先生から、高齢者難聴の現状と課題、協定に関する概要説明がありました。その後、岡山市の大森 雅夫市長、岡山大学の那須 保友学長、当社代表取締役社長の齋藤 徹よりご挨拶の後、協定書への署名が交わされました。また、駐日デンマーク王国大使館からトーマス・ホイルンド・クリステンセン 経済外交 保健医療分野担当 公使参事官および吉元 美帆上席商務官もご臨席され、ご祝辞をいただきました。
その他、岡山大学病院の前田 嘉信病院長、Audika株式会社の木下 聡代表取締役もご同席され、本取り組みの意義と今後への期待を共有しました。
締結式後には、市役所前での、聴覚検診車「Audika GO」の実車展示と、聴覚検診のデモンストレーションも行われました。
岡山市× 岡山大学 × デマント・ジャパン(株)
加齢性難聴の早期発見・早期ケアに係る連携協定の締結内容
目的
岡山市、岡山大学、デマント・ジャパン(株)の3者が連携協定を締結し、難聴や補聴器に対する正しい理解の促進、難聴の早期発見・早期対応に取り組むことで、聞こえを支えるまち(City for Better Hearing)の実現を目指す。
【聞こえを支える(City for Better Hearing)】
難聴高齢者のコミュニケーション能力の維持向上を図り、フレイル予防や社会参加を促進するまち
連携事項
- 難聴や補聴器に対する正しい理解の普及啓発に関すること
- 自動聴覚検査機器/聴覚検診車AudikaGoを活用した難聴の早期発見に関すること
- 難聴疑い者への受診勧奨等に関すること
- 適切な補聴器装用のための専門家の質の向上に関すること
- 取組みの効果検証に関すること
- その他本協定の目的遂行上必要な事項
加齢性難聴について
聴覚ケアの課題
- 聞こえに関する正しい理解の啓発
- セルフケアの導入
- 聞こえの状態を早い段階から知ること
- 適切な補聴器の装用につなげること
締結後の取組イメージ
(市 × 大学 × 企業)
各取組詳細と
連携協定の関係
本協定の概要
本協定の概要については、「連携協定概要(PDF)をご覧ください。
連携協定概要(PDF形式、439.18KB)